top of page
  • 執筆者の写真Yanagisawa Shizuma

ホラアナゴキブリの採集:沖永良部島

 沖永良部島は森林はそこまで多くなく、ポイントを見つけるのはなかなかに苦労します。調査の目的は、沖永良部島の洞窟内でホラアナゴキブリを採集することだったのですが、2時間かけて中齢幼虫1匹というかなり渋い結果でした。


 仕方がないので他のゴキブリを採ろうと森をうろうろしていると、状態がいい倒木を発見しました。樹皮をはがすとシロアリがたくさん出てきます。

 もしやホラアナはいないか?と目を凝らしてみると、案の定シロアリに交じって多数のホラアナゴキブリが見つかりました。

 沖永良部島にいるのは原名亜種とされているのでNocticola uenoi uenoiです。翅の大きさで見分けるとされていますが、飼育下で沖縄本島産のものから短翅の♂が出現したりしていたので翅だけでの同定は困難なのでは?と思っています。

 とまぁそこらへんは置いておくとして、多数の個体を採集でき、ホクホクで帰宅しました。ホラアナゴキブリの採集は相性が良く、ホラアナ、キカイと安定して採集できています。ミヤコに近々挑戦しますが、採れてくれることを信じています。

閲覧数:239回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page