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  • 執筆者の写真Yanagisawa Shizuma

ゴキブリ標本の保管(液浸標本)

 最近ゴキブリの標本を毎日のように作っています。私はほとんど液浸標本にして保管しているのですが、保管は下の写真のようにダイソーで販売されているタッパーに同じくダイソーで販売されている仕切りを入れ、ラボランのスクリュー管瓶にて保管しています。

 また、各標本には標本番号をつけており、PCにあるExcel管理表と紐付けて管理し、いつでも簡単に目的の標本が引き出せるようにしています。


 乾燥標本ではなく液浸標本を多く作っている理由として、ゴキブリは乾燥にすると壊れやすいことや、形態が変形すること、場所をとることがあります。液浸標本では重さや一つ作るための費用(エタノール代、瓶代など)が問題になりますが、エタノールに生きた状態で入れることで死んでそのままを保管でき、壊れることも少なく、瓶からだしてすぐに解剖することもできるので便利です。また、乾燥を待つ時間もないので私のようなめんどくさがり人間にはこちらの方が作るハードルが低いということもあります。

 ただ、収蔵をお願いする際に液浸だとごめんなさいという施設もあるのでここら辺は気をつけないといけません。

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