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  • 執筆者の写真Yanagisawa Shizuma

ゴキブリを狩るハチ、ツマキアナバチ

 ゴキブリを狩るハチというと、海外の種であればエメラルドセナガアナバチ、日本の種であればセナガアナバチ、ミツバセナガアナバチが有名です。しかし、日本にはこの他にもゴキブリを狩り、幼虫のエサとするハチがいます。

 ツマキアナバチIsodontia auripygataです。

 本種は日本では西表島のみに生息しています。コマダラゴキブリの成虫を狩ることが知られており、生木の枯れ枝部分を巣とし獲物を貯蔵し卵を産み付け、木くずで蓋をします。

 かなりの珍しさのようで、採集されている個体数は少ないようです。


 飼育観察してみたら面白そうですね。


 参考文献

M. Ito, T. Oshio, K. Watanabe & H. Handa, 2015. Sphecid wasp larvae feeding on large-sized cockroaches in a dead wood cavity. J. Hymen. Res., 46: 173-177.


 参考論文は以下から読めます。

 https://jhr.pensoft.net/article/5393/


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