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  • 執筆者の写真Yanagisawa Shizuma

オオモリゴキブリの小型個体

 図鑑に使う写真を撮影しようとオオモリゴキブリのケースを開けると、ついこの前まで幼虫しかいなかったはずが、数個体が羽化していました。

 わかりづらいですが、野外で得られる個体よりも二回りほど小さい成虫です。エサは昆虫ゼリーとマウスフードを使っていましたが、栄養が足りなかったのかもしれないと思いました。しかし、ゴキブリの研究仲間であるOさんは屋内飼育の影響(温度や栄養条件がよかった)で野外より早く羽化したので小さいのでは、と仰っていました。なるほど、確かにそれはありそうです。

 ゴキブリの飼育を行なっていると、本来の時期ではない頃合いに羽化する個体も多くいます。これが大きさに影響するのかはあまり気にしていませんでしたが、今回の個体とOさんのおかげでゴキブリを観察する視点を一つ増

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