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  • 執筆者の写真Yanagisawa Shizuma

アシナガゴキブリCatara rugosicollis

更新日:5月8日


アシナガゴキブリCatara rugosicollis (Brunner von Wattenwyl, 1865)


【飼育難易度】    ★★☆☆☆ 難しい

【別名】       アーマードローチ 【成虫の大きさ】   オス約26~31 mm​ メス約16~25mm

​【推奨ケースサイズ】 25×15 cm以上 【繁殖様式】     卵生

【セット例】     B​

【プラ壁面歩行】   壁面を歩行できる 【分布】​       マレーシア、インドネシア


【メモ】

 オス成虫は長い翅を持ち、メス成虫は翅を持ちません。

 マレー半島においては標高1000m以上の森林内の樹上で見つかります。恐らくインドネシアでも同様と思われますが未確認です。高地で生息している点から、飼育でも高い温度は適していないと考えられ、20度~24度での管理が良いと思われます。生息地では15度以下まで下がることもあり、低温への耐性は強いと思われますが24度を超す温度は危険です。

 樹皮に卵鞘を産みつけるため、飼育ケース内にはコルク樹皮などを多めに入れておくとよいでしょう。乾燥には弱いため、湿らせたミズゴケの設置も重要です。


アシナガゴキブリの生息地(マレー半島)


夜間に樹皮に静止するオス成虫(マレー半島)


夜間に樹皮に生息するメス成虫(マレー半島)


樹皮の裏に密集する成虫(飼育個体)


卵鞘を産みだしたメス成虫(飼育個体)


樹皮に産み付けられた卵鞘(飼育個体)

基材で隠されている

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